30代、40代でマイホームを手にした人がローンを完済するには60代から70代。ローン完済後も住み慣れた家で老後を過ごしたいと考えるのは自然な流れでしょう。そうなると長く快適に住み続けるための方法を早い段階で考えることが賢い選択となるのではないでしょうか。購入の時点で、あるいは10年から15年後の最初のリフォームで耐久性の高い施工、メンテナンスを行うことが将来の修繕費を抑えることになります。「ラストリフォーム」はこの考え方に基づいています。
初めてのマイホーム、購入者の平均年齢は30代後半から40代前半

国土交通省の「令和5年度 住宅市場動向調査報告書」によると、初めて住宅を購入した世帯主、一次取得者の平均年齢は新築注文住宅が39.5歳、新築分譲戸建てが37.5歳、新築分譲マンションが39.9歳、中古戸建てが43.4歳、中古マンションが43.7歳という結果になりました。この世代でマイホームを手にする際、住宅ローンを組むことになるでしょう。よく見られるのは30年、あるいは35年ローンというパターン。完済は60代から70代になります。
できるだけ長く住み続けたい!そのために必要なことは?

できるだけ長く住み続けたい、そう考えると避けては通れないのが住まいのメンテナンスです。常に雨風や紫外線に晒されている外壁は、住まいを守る最も重要な場所であり、そのメンテナンスは家の寿命を大きく左右します。そのため、一般的には10年前後で外壁の塗り替えなど、補修工事が行われます。しかし、こうしたメンテナンスやリフォームにはまとまった費用がかかってきます。
外壁の役割、景観だけではない!重要なのは耐久性
家の外壁は、単に「見た目」を美しく保つためだけのものではありません。その最も重要な役割は、紫外線や風雨、激しい気温差といった過酷な自然環境から、家の構造体そのものを守ることにあります。この保護機能が失われると、数年後には塗装だけでは済まなくなってしまい、大規模な修繕が必要となります。修繕を怠った結果、余計な修理代の発生につながるケースは少なくありません。そのため、長く住むことができる家の外壁塗装には耐久性が求められます。
新築住宅は築10年から15年で最初の外壁メンテナンス時期に
多くの新築住宅の外壁では、築10年から15年で最初のメンテナンス時期を迎えます。このタイミングを逃すと、家の劣化が進むだけでなく、将来の出費がかさむ時期とリフォームのタイミングが重なってしまう可能性もあります。そのため最初のメンテナンス時期で長期的な視点を持って、質の高いメンテナンスを行うことが、将来の家計を守る上で極めて重要だといえます。理想は最初のリフォームを最後に、つまりラストリフォームにすることでしょう。
リフォームの成否は「塗料選び」が重要

外壁リフォームを検討する際、多くの人が「どの業者に頼むか」と同様に「どの塗料を選ぶか」で悩みます。なぜなら、塗料の「耐久性」こそが、家の美観と保護機能が維持される期間、つまり次のリフォームまでの期間を決定させることになるからです。
一般的な塗料の耐久性、耐用年数
現在、日本の戸建て住宅では主に次のような塗料が利用されています。
・アクリル:安価ですが、耐久性が低いため、現在ではあまり使われなくなっています。耐用年数は5年から8年。
・ウレタン:コストと性能のバランスが取れ、普及している塗料です。耐用年数は8年から10年。
・シリコン:現在の主流です。耐久性に優れ、そのコストパフォーマンスが評価されています。耐用年数は10年から15年。
・フッ素:商業ビルや橋梁などにも使われるほどの高い耐久性を持っています。耐用年数は15年から20年。
住宅ローンを35年で組んだ場合、アクリル塗料やウレタン、あるいは現在主流となっているシリコン塗料で塗ると、返済期間中におよそ3回の塗り替えが推奨されます。外壁塗装工事には足場代も発生します。塗り替え回数が多くなれば、足場代もその度、発生してしまいます。
つまり長期的な視点で見れば、耐久性の高い塗料を選択することで、生涯にわたって住まいに支払う総額、ライフサイクルコストを抑えることができるといえるでしょう。
外壁の塗料、耐久性が落ちるとこんな現象が
外壁塗料が劣化すると迅速な修理、メンテナンスの手配を検討すべき、次のような現象が発生します。
チョーキング現象(白亜化)
外壁を手で触った時に、チョークのような白い粉がつく現象です。これは、塗料の表面が紫外線や雨によって分解され、粉状になっている証拠であり、塗膜が劣化し、防水性が失われ始めている危険信号です。
ひび割れ(クラック)
塗膜や外壁材そのものに発生するひび割れです。そこから雨水が浸入する危険性があります。放置しておくと、建物内部に水が回り、雨漏りや柱の腐食、シロアリの発生といった深刻なトラブルにつながる可能性があります。
カビ・コケの発生
日当たりの悪い外壁になどに発生しやすいのがカビやコケです。これらは見た目が悪いだけでなく、常に水分を保持します。これが塗膜の劣化を早めてしまいます。
「ラストリフォーム」でメンテナンスからの解放を

「いまの家にできるだけ長く住みたい」「リフォームのコストを抑えたい」「何度もリフォームしたくない」、そう考えるのは当然のことです。そこで発想を転換してみましょう。つまりこれから行うリフォームを最後のリフォーム、「ラストリフォーム」にするということです。
ラストリフォームでもたらされるメリット
「ラストリフォーム」、は高い耐久性を持つ塗料を選び、生涯にわたる塗り替えのサイクルから解放されることを目指すという考え方です。ラストリフォームは次のようなメリットをもたらすのではないでしょうか。
ライフサイクルコストの削減
30年、40年という長期スパンで考えた時、ラストリフォームとすることでコスト削減できるでしょう。将来発生するはずだったメンテナンス費用は今後のより豊かな、充実した生活を送るために使うことができます。
未来への安心感を醸成
次の塗り替え時期はいつになるのか、まとまった費用を捻出するにはどうしたらよいか、そんな将来に対する不安から解放されます。
資産価値の維持・向上
美しく、健全な状態が保たれた家は、その資産価値も高く維持されることになります。将来、万が一売却することになった場合、有利な条件で取引できる可能性が高まります。
ラストリフォームの実現を目指して開発された塗料「レジリエンスウレア」

ポリウレア樹脂は、その強度と柔軟性から、これまで橋やトンネル、ダム、工場の床、さらには軍事施設の防爆対策といった、極めて過酷な環境で使われてきた特殊な塗料です。ポリウレア塗料は高性能ではあるものの、施工が難しく、一般的な建物では普及拡大してきませんでした。ポリウレアが抱えてきた課題を解決したのが、「回復力」「しなやかさ」を意味する言葉「レジリエンス(Resilience)」を製品名に、ラストリフォームを実現する塗料として開発されたのが「レジリエンスウレア」です。
レジリエンスウレアの期待耐用年数は30年以上
既存の塗料は期待耐用年数が10年から20年と言われる中、レジリエンスウレアの期待耐用年数は40年以上を誇ります。「ラストリフォーム」という考え方を実現するためには少なくとも約30年の耐久性が必要です。レジリエンスウレアはこの条件をクリアできる可能性があるといえるでしょう。
水の侵入をシャットアウトする強靭な防水性
レジリエンスウレアの塗膜は、それ自体が強力な防水層を形成します。その結果、家全体をラッピングするように、雨水の侵入経路を断ち、建物を劣化による浸水という脅威から守り抜きます。
ひび割れに追従する追従性と伸縮性
家は地震や交通振動、木材の伸縮など、わずかに動けています。通常の塗料は、この動きに耐えきれず経年劣化でひび割れてしまいます。しかし、レジリエンスウレアは柔軟性を持ち、約300%の追従性能があります。この伸縮性が建物の動きに追従し、塗膜のひび割れを防ぎ、万が一、下地にクラックが発生しても表面化させないよう、レジリエンスウレアの塗膜が働きます。
色褪せや劣化を抑制する耐候性
紫外線や酸性雨は、塗膜を劣化させる最大の敵です。レジリエンスウレアは、これらの過酷な外的要因に対して非常に強い抵抗力を持ち、長期間にわたって新築時のような美しい発色と光沢を維持します。第三者研究機関によるスーパーUV2000時間の試験において、レジリエンスウレアによる塗膜は良好な状態を維持していることが確認されています。
塗料の選択がライフサイクルコストの抑制に
これだけの高性能ゆえに、レジリエンスウレアは一般的な塗料と比較して、初期費用は高くなります。しかし、30年、40年という長い目で見ると、塗り替え回数、手間、安心感などを考えれば、塗料の選択によって、ライフサイクルコストが大きく変わってくるということになるでしょう。
ラストリフォームをレジリエンスウレアで
家のメンテナンスにどう向き合うか。その選択は住む人の今後の数十年の暮らしの質や将来の家計に大きな影響を与えます。今後、30年、40年という長い期間、住み続けようと考えている家であれば、何度もリフォームを繰り返すことなく、1度のリフォームを「ラストリフォーム」とするのが賢い選択といえるのではないでしょうか。「ラストリフォーム」という考え方と、それを実現するのが「レジリエンスウレア」です。
