工務店を取り巻く市場は年々変化しています。
特に消費者側の変化として2つの大きな変化があるといえます。
一つは「結婚したら家を建てる」ということが当たり前ではなくなってきていること。
もう一つは、「情報収集に長けており業者を選ぶ上での基礎知識が上がっている」ことです。
一昔前までは、結婚をしたら地元で繋がりのある工務店に相談して家を建ててもらうという流れが残っていたため、競争の波にさらされることなく経営を続けてこられたかもしれません。
しかし、消費者側の情報収集リテラシーが上がっている中、今まで通りの”信頼できる地域の工務店”というスタンスでは立ち行かなくなる可能性があります。
そこで今回の記事では、工務店が生き残りさらに成長していくためのブランディングについてお伝えしていきます。
心当たりのある会社様は是非一度立ち止まって考えるキッカケにしていただけたらと思います。
工務店は今までと同じ経営戦略では立ち行かなくなる?
冒頭でお伝えした通り、消費者はどんどん”賢く”なっています。
業者に連絡する前に、家づくりについてや業者選びについて沢山調べています。
家づくりについて知識を得た消費者は、自分に合った業者選びをはじめます。
つまり、これからの工務店経営において重要なことは、「地域で愛される」や「職人がしっかりと仕事をする」という抽象的なメッセージではなく、消費者側が「自分に合っている」と判断できる状態にしておくことなのです。
ブランディングとは、消費者が商品やサービスのコンセプトを理解しやすくしておくことに他なりません。その上で、自分に合っている・合っていないの判断を消費者ができる状態が真のブランディングです。
工務店が行うべきブランディングとは?
まずは事業戦略が何より大事
ブランディングに着手する前に必要なことは、自分たちが戦うフィールドを決めることです。
商圏や工事内容、コアとなるお客様の価値観などを細かく決めていきます。
戦うフィールドを決めるということは、戦わないフィールドも明確にするということです。
例えばとある工務店さんは自社から半径1km以内の高齢者の方の住みやすさを徹底的に追求するという事業戦略を立てられました。
そうすることで、60代以上の方で、将来安心して住める家づくりをしたい方に対象が限られます。
その方を幸せにするというところから逆算して、工事内容からロゴ・HP、接客態度に至るまで一貫した方針を決めていきます。
他社が真似できない部分まで徹底的にサービスを作り込むと、お客様の印象に残り安くなり「高齢者向けリフォームといえばOOO」というイメージが形作られていきます。
これをブランド想起と呼び、中小企業が成長する上でとても重要な戦略です。
事業戦略が固まったらブランディングに着手
何をやるか、誰に向けてやるかといった事業戦略が固まったらブランディングに着手します。
ブランディングは消費者の「OOOといったらOOO」のイメージに自社を選んでもらえるようになることです。
その為には前述の通り、お客様が触れる全てにおいて一貫する必要があります。
まずは、お客様と関わる全ての工程を書き出してみることから始めます。
問い合わせ後のメール
アポ取りの電話
初回訪問(挨拶、身だしなみ、話し方etc)
見積り書の作成
2回目訪問
・・・と完工するまでのお客さまとの接点をすべて書き出すのです。
そしてその工程で、理想のブランドイメージを得るためにはどういう振る舞いをすべきなのかを洗い出していくことがとても重要です。
工務店のブランディングを進める上での事業戦略
工務店のブランディングを強化するには、「何で勝負するのか」を決める必要があります。
例えば、
宮大工をやってきた経験を活かしたクラシックな木造建築
耐震強度に圧倒的自信のある家
家族の健康を追求した健康住宅
などなど。
工務店の数だけ切り口はありますが一つ消費者にとってトレンドとなっているキーワードは「メンテナンスコスト・手間を抑えられる」ことだと感じております。
これから数十年住む上で、出来るだけ追加の費用を掛けずにメンテナンスしながら住み続けたい。
という需要を満たす事業戦略をとれば、消費者に選んでもらいやすい打ち出しができブランディングに繋がりやすいと考えております。
その「メンテナンス性」において大いなる武器になるが私達が取り扱うレジリエンスウレア工法なのです。
驚異の耐用年数40年!レジリエンスウレアとは?
レジリエンスウレアとは超高耐候性のポリウレア樹脂塗料です。
従来のポリウレア樹脂塗料は、2液タイプで技術を要する灰色の塗料というイメージがあったため、戸建てのリフォームには取り入れられづらかったのですが、レジリエンスウレアは1液タイプで透明なポリウレア樹脂塗料の開発に成功した結果生まれた商品です。
そのため強靭な防水塗膜を持ち、約300%の追従性塗膜を持ちながら、1液タイプで塗布するのが簡単という工務店にとっても今後武器になる商材を販売しています。
日本一の耐用年数を誇る塗料でずっと責任を持つ
レジリエンスウレアを取り入れることで、過剰な営業トークではなく「国内最高レベルの耐用年数」と謳うことができるようになるのです。
これにより、工事中の振る舞いやご説明、工事後のメンテナンス対応まで一貫して「お客様の安心がずっと続く家をお手伝いする」というブランドイメージを構築することが可能になります。
ブランディングしてもっと強い会社にしていきたいとお考えの方は、是非レジリエンスウレアについてご説明を聞いてみませんか。
家が最もダメージを食らう外装を守るお手伝いをさせて頂きます。