工場の外壁、屋根の塗装、どうされていますか?

職場環境の向上で「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」という「5S活動」が重要視されています。外観がしっかりメンテナンスされていれば、その工場が業務に対するどのように取り組んでいるのか、様子がわかるといわれていますが、それはこの5S活動がしっかり行われているからだといえるのではないでしょうか。また、外観を美しく保っておくことは中で働く作業者も快適に、自社に好感を持って、働ける職場になるでしょう。工場の外観はその企業の顔です。対外的には企業の姿勢を見せることになります。汚れていたり、破損したままになっていたりする外観はイメージダウンにつながってしまうでしょう。

工場

工場の外壁や屋根の塗装が重要なのはなぜ?

工場の外壁や屋根は夏の暑さ、冬の寒さ、温度変化、そして雨、風のほか強い夏の太陽の光や紫外線にさらされています。工場の外壁や屋根に施工された塗装はこうした厳しい自然環境から建物だけでなく、工場内の加工機械や各種製造装置、搬送機器や生産ネットワーク機器など精密機械や機器といった生産設備を守り、安定稼働・安定生産を支えるという役割があります。

また、塗料によっては遮熱効果や断熱効果を持つものもあるので、外観や工場の安定稼働などだけでなく、光熱費の削減や省エネ化など、工場のランニングコスト低減や環境保全への貢献といった観点からも、重要だといえるでしょう。

工場の塗装に利用されている主な塗料

工場の塗装に利用される塗料は外壁材や屋根材、また形状によっても異なります。代表的な塗料は「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」など。

アクリル系塗料は安価で、光沢も出しやすいのですが、耐久性が劣ります。ウレタン系塗料も安価ですが、耐候性や耐久性でアクリル塗料系塗料よりも優れています。気温や湿度の影響を受けやすいという特性があります。

シリコン系塗料は撥水性と防汚性が高く、ウレタン系よりも光沢がでるため、現在、最も利用されている塗料だといえます。しかしその撥水性ゆえに重ね塗りが簡単ではありません。一方、フッ素系はシリコン塗料よりも耐久性がありますが、価格がシリコン系より高く、光沢ありしか選ぶことができません。

塗装の耐久年数は利用状況によっては変わってきますが、おおよその数値として、メーカーや塗装業者は次のような目安を打ち出します。

  • アクリル系 5年
  • ウレタン系 10年
  • シリコン系 10〜15年
  • フッ素系 15年〜20年

万能な塗料はありません。そのため、特性や耐用年数、コストなど、総合的な観点から、選択され、塗装されることになります。

工場の減価償却資産としての耐用年数は?

国税庁は「主な減価償却資産の耐用年数表」を公表しています。これによってさまざまな建材で作られた工場ごとの耐用年数が設定されています。

  • 木骨モルタル造 14年
  • 木造 15年
  • 合成樹脂造 15年
  • 金属造 31年
  • レンガ造 34年
  • 石造 34年
  • ブロック造 34年
  • 鉄筋コンクリート造 38年
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造 38年

工場の外壁や屋根はどんな塗料を使っても、工場の耐用年数がおとずれる前にメンテナンスが必要になってきます。そのため、アクリル系での塗装の場合、5年に1度程度、ウレタンやシリコンで10年に1度程度、塗装で巨額な出費が発生します。

しかし、外壁や屋根の塗装を長寿命化すれば、メンテナンス期間の延長、メンテナンス回数の削減を図れるだけでなく、工場の建物全体の寿命を延ばすことにもつながります。

次世代型ポリウレア樹脂塗料「レジリエンスウレア」

工場やオフィスビル、マンション、住宅などの外壁・屋根などのコーティング処理用塗料として注目されているのが次世代型ポリウレア樹脂塗料「レジリエンスウレア」です。高い耐久性と耐候性、さらには耐熱性、耐食性、耐薬品性などにも優れており、住宅やマンション、オフィスビル、工場などの外壁・屋根をレジリエンスウレアで塗装、コーティング処理する事例が増加しています。

ポリウレアとウレタンとの違い

ポリウレア樹脂はイソシアネート成分とアミン成分の反応生成物から得られるエラストマーの一種。主剤成分はウレタンと同じイソシアネート基なのですが、ウレタンの場合はポリオールという水酸基が結合することでウレタンになります。一方、イソシアネート基にポリアミンというアミノ基が結合するとウレアになります。

ポリウレアは米軍の防弾チョッキに利用されるほどの強靭な耐久性があることに加えて、ほとんど加水分解しないという特性もあることから、ポリウレア樹脂塗膜を利用したコーティングは過酷な利用環境への対応が求められるタンクや水槽、トンネルなどで利用されてきました。速乾性から重ね塗りが容易というのも特徴として挙げられます。

しかし、ポリウレアも他の塗料と同様に万能ではなく、適切な下地処理とプライマーが求められることや、速乾性が逆に建材のコーティングには使いにくい、二液性なので専用の塗装用機材が必要といった課題がありました。

ポリウレア樹脂の課題を解決したレジリエンスウレア

こうしたポリウレアの課題を解決したのが、次世代型ポリウレア樹脂塗料「レジリエンスウレア」です。レジリエンスウエア塗料はイソシアネートとアミンの反応スピードを制御する技術が開発され、1液化となったことで、建材のコーティングにも比較的容易に利用できるようになりました。施工には2頭型ガンタイプの工具が必要でしたが、ローラー工具によって塗布できるようになっています。ポリウレア樹脂の特性がありながら、使いやすい機能が加えられたことによって、建築用の身近なコーティング塗料としての用途が可能となったといえるでしょう。

レジリエンスウレアがなぜ工場塗装に適するのか?

工場塗料

レジリエンスウレアは工場の外壁や屋根のコーティング塗装に適しているといいます。それはなぜなのでしょうか。

耐候性と耐久性

太陽の紫外線は建材に変色や強度の低下など悪影響が出てしまいます。レジリエンスウレアはスーパーUVの2000時間暴露試験においても良好な塗膜を保っていたという結果が出ています。この2000時間は年数に換算すると約40年に相当します。工場の鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の法的耐用年数は38年ですから、紫外線以外の影響で劣化が進んだとしても、アクリル系やシリコン系、ウレタン系、さらにはフッ素系よりもメンテナンス期間を延長することが可能となります。

追従性と強靭性、防水性

レジリエンスウレアは弾力性、伸縮性がある柔らかい塗膜を形成します。強靭でありながら柔軟という塗膜になります。そのため、下地が劣化し、ヒビが入った場合、追従して塗膜が伸縮し、ひびからの浸水を抑制します。建物の劣化の原因の多くが浸水と言われています。レジリエンスウレアの防水効果で建物寿命の延命を図ることができるといえます。

汚染物質の定着を抑制

塗膜表面が緻密で汚染物質の定着を抑制するというのもレジリエンスウレアの特徴。工場の外観は来訪者に対して与える企業の最初の印象となります。汚れがない外壁はクリーンで安心感を与えるのではないでしょうか。しかし、汚れのない状態を維持するには清掃コストがかかってきます。レジリエンスウレアによるコーティング塗膜はその特性から、清掃の頻度を減らすこともできるでしょう。

工場の外壁や屋根の塗装をレジリエンスウレアで

高強度、高耐久性、高耐熱性、高耐食性、高耐薬品性などの特性から建設物への塗装に使いたいというニーズはあっても、施工するためのハードルが高かったポリウレア樹脂塗料ですが、レジリエンスウレアの開発によって、課題が解決され、塗装後のメンテナンス頻度が他の塗料と比べ、少なくて済むことなどの特徴から利用が拡大しています。工場の外壁、屋根塗装を美しい状態のまま保つことで、来訪者の第一印象をよいものにできるだけでなく、工場で働く人にとっても、自身の職場に誇りを持つことができるようになるなどの効果が期待できます。レジリエンスウレアによる塗装は今後、さらに普及していくでしょう。

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