お店の看板のメンテナンス、どうされていますか?

屋外に設置されるお店の看板は集客のために重要な役割を果たすツールです。看板はいわばお店の「顔」です。そこからイメージや雰囲気を感じ取る人もいるでしょう。デザインや内容、さらには看板を掲示する場所によって訴求効果を狙うターゲットの人数、ターゲット層が変ってきます。そのため、多くのお店は看板作成にこだわります。しかし、看板は風雨やほこり、激しい寒暖差や湿度、紫外線などに晒され続けるため、経年変化が発生します。そのため看板のメンテナンスには手間も時間も費用もかかります。このメンテナンスコストを抑制する効果が期待できるレジリエンスウレアの利用が普及拡大しています。

汚れたり、色褪せてしまったりの看板はイメージダウン

看板を設置した目的は知ってもらうことや入ってもらうことだったはずです。しかし、汚れたり、色褪せてしまったりした看板は文字が読み取りづらくなってしまい、訴求効果が薄れるばかりか、外見的にもみすぼらしく見えてしまいます。その看板からは「古い」「汚い」といったイメージを与えてしまうことなるでしょう。

汚れた看板は定期的な掃除などのメンテナンスを

屋外に設置される看板は強い日差しや雨風、ほこりといった環境に晒され続けます。ほこりや水垢などによる汚れは清掃すれば、きれいになります。定期的な看板の清掃を心がけることが、看板によるPR効果を維持させることになります。

また、全国の地方自治体においては条例の制定や改定が行われ、看板を含む屋外広告物の安全点検の義務化が進んでいます。看板の安全点検を行う際、定期的に清掃を行うことによって、看板の経年変化や劣化の状況を確認し、場合によっては補修などを行っていくことで安全性を維持することができます。

看板の色褪せを完全にストップさせることは困難

最近の看板は発色が美しいことや写真を看板に用いることができるなど、従来の塗装とは違った魅力があることから、インクジェットで印刷されているというケースが少なくありません。もちろんエアスプレーなどの装置を利用して職人が行う従来型の塗装による看板もあります。こうした看板は施工からから早い場合には1年、遅くとも3年ほどで色褪せなどの経年変化による劣化が目立つようになります。しかしこの劣化を完全に止めることはできません。そのため看板の定期的な修復作業、メンテナンスの実施が必要になります。

看板が劣化してしまうのはなぜ?

看板メンテナン
レジリエンスウレア協会YouTubeチャンネルより

看板が色褪せてしまうのはどうしてなのか。それは雨風や太陽の直射日光に晒され続けるからです。中でも紫外線が与える影響は少なくありません。現在、看板の印刷はインクジェットで行われることが多いのですが、インクは化学品であり、紫外線の影響で褪色してしまうのです。

また、紫外線は塗料や顔料が劣化して白亜化(チョーキング)といわれる現象を発生させる原因の一つとなっています。

塗膜成分(特に合成樹脂や顔料)が劣化して塗膜表面に微粉がゆるく付着したような外観になる現象。手のひらを当てたとき、白っぽい粉が付着する現象として知られる。塗り替え時期にさしかかったことの兆候(塗り替えサイン)として捉えられることがある。
出典:日本ペイント用語解説

紫外線から看板を守ることが重要だといえます。しかし、紫外線に加えて熱、雨などによる水分や湿気、風などの影響も加わると、看板はさらに劣化しやすくなります。

看板のメンテナンスで手間やコストを抑制するには?

看板のメンテナンスで手間やコストを抑制することは店舗やビルのオーナーや管理者にとって、課題の一つになっているといえるでしょう。その解決策として次のような方法が挙げられます。

高耐候性のインク使用で

耐候性の強いインクとして屋外看板などの印刷に利用されているのが、溶剤系インクです。溶剤系インクはインクジェットメディアの表面を有機溶剤で侵した後に、熱でインクの有機溶剤を揮発させ、インクをインクジェットメディアに浸透・定着させます。利用に当たってはメディアを溶剤で侵すため、溶剤系インクの受容層のあるインクジェットメディアを使用する必要があるという点、有機溶剤が揮発するまでに時間がかかるという点、揮発する有機溶剤のにおいが水性インクよりもきつく、換気をしなければないなどの条件はつきます。

ラミネートフィルムによるコーティング

看板の耐久性、耐候性を向上させるためには表面を、ポリエステルやポリプロピレンなどから構成される透明性の高い薄いフィルム、ラミネートフィルムを貼ることで印刷面を守り、耐久性を向上させるというのが一般的な手法です。紫外線吸収剤を含んだラミネートフィルムを使用することで、印刷面に対する紫外線の影響を軽減させ、劣化、変色、褪色の防止を図ります。

レジリエンスウレアによるコーティング

新たな方法として提案されているのが次世代型のポリウレア樹脂塗料であるレジリエンスウレアで看板をコーティングするという方法です。レジリエンスウレアの特徴は高い耐候性のほか、耐久性、耐熱性、追従性、耐食性、耐薬品性など。工場やオフィスビル、マンション、住宅などの外壁・屋根などのコーティング処理用塗料として使用されています。屋外に設置している看板をレジリエンスウレアでコーティングすることによって、看板の長寿命化、メンテナンスの手間や費用の削減を図ることができます。

レジリエンスウレアで看板の劣化対策

レジリエンスウレアYouTubeチャンネルより

色褪せなど屋外に設置された看板の色褪せなど経年変化による劣化を抑制するために次世代型のポリウレア樹脂塗料であるレジリエンスウレアによるコーティングの利用が拡大しています。レジリエンスウレアによって看板の表面をコーティングすることによって、看板にとって対策が必要な紫外線の影響を防ぐ耐候性などの性能が付加されることになります。

高い透明性を持つレジリエンスウレア

看板はお店の顔です。そのため、色味が変わるなどの変化はできるだけ避けたいところです。レジリエンスウレアの特徴として高い透明性を持つ樹脂塗料であることが挙げられます。その透明性から看板のコーティングに利用しても、コーティングする前の看板とほとんど変わらないので、色やデザイン、与える雰囲気にも影響を与えないでしょう。

レジリエンスウレアで看板の紫外線対策

レジリエンスウレアは第三者研究機関によるスーパーUV2000暴露試験でコーティングした塗膜は良好な状態を維持し続け、2000時間、年数換算で約40年という期待耐用年数が確認されています。紫外線の影響を抑え、看板を長寿命化することによって、劣化した看板を交換する回数も削減できるでしょう。環境負荷の低減という観点から見ても、レジリエンスウレアによるコーティングがもたらすメリットは大きいといえるのではないでしょうか。

レジリエンスウレアで看板のメンテナンスを軽減!

看板メンテナンス

看板はきれいなままで維持していきたいもの。しかし、きれいなままで維持するためにはメンテナンスに手間とコストがかかります。次世代型ポリウレア樹脂塗料のレジリエンスウレアによるコーティングは耐候性や耐久性、耐熱性、防水性などがあることに加え、架橋密度の高さによって塗膜表面が緻密であり、汚染物質の定着を防ぐという効果も期待できます。レジリエンスウレアが看板を紫外線や汚れから守り、メンテナンスを軽減してくれることになるといえるのではないでしょうか。

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